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映画の言葉を聞く 早稲田大学「マスターズ・オブ・シネマ」講義録

映画の言葉を聞く 早稲田大学「マスターズ・オブ・シネマ」講義録

映画の言葉を聞く 早稲田大学「マスターズ・オブ・シネマ」講義録

作家
是枝裕和
安藤紘平
岡室美奈子
谷昌親
土田環
長谷正人
元村直樹
押井守
鈴木敏夫
古舘寛治
森達也
篠崎誠
山田キヌヲ
横浜聡子
李相日
真利子哲也
井上剛
杉野希妃
山崎貴
細田守
石井岳龍
荒木啓子
西川美和
瀬々敬久
片渕須直
柄本明
北野拓
奥田庸介
熊切和嘉
石井裕也
池松壮亮
古谷敏
世武裕子
イザベル・ユペール
井浦新
濱口竜介
瀧本幹也
土井裕泰
佐野亜裕美
橋本忍
山田洋次
大林宣彦
出版社
フィルムアート社
発売日
2018-03-24
ISBN
9784845917105
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映画の言葉を聞く 早稲田大学「マスターズ・オブ・シネマ」講義録 / 感想・レビュー

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コットン

podcast『シネマティフ』で知った映画監督や俳優などと学生のインタビュー集で、映画好きのための読みどころ満載な一冊。例えば初めて知った李相日監督の「ロケハンに対してシナハンがあり、これは脚本を書きながらいろんなところをめぐってイメージを膨らませる作業です。」とか、「映画の面白さって、たとえば人生とか社会というものに対して、一面ではない別の視点からの見方を見つけられるということですね。」と言ってそれを具体化する石井裕也監督、黒沢明監督の自然な演技のための仕掛けについて話をする大林宣彦監督など…。

2018/07/29

踊る猫

豪華なゲストが代わる代わる登壇し、それぞれの哲学を喋ってみせる。ひとりひとりに割く時間が短過ぎるのではないかという不満もあるのだけれど、逆に言えばそれだけ多くのゲストを招聘したかったからという風にも受け取れる。是枝裕和監督や西川美和監督、濱口竜介監督や過去の偉人までメンツはヴァラエティに富んでおり、こちらを読む手を止めさせない。この本を片手に映画沼にズブズブとハマって行くのが映画ファンの鑑なのではないかと思う。観たい映画が増えてしまった……そのような凡庸なオチしかつけられないのはこちら側の怠慢故なのか……

2018/05/28

こうすけ

柄本明の話が禅問答のようでカッコいい。また、橋本忍が学生に向かって語った、「君たちは自分自身に何かを付け加えたくてここにいるわけじゃなく、自分自身の大切なものを失いたくなくてここにいるんだよね」という言葉が泣けた。そして、大林宣彦。この人の言葉は読むたびに変わっているなぁと思うけど、なぜか心に残る。「スクリーンの白は、仏が願った世界をここに描けるかと人間に挑んでいる白だ」とのこと。

2020/08/31

matsu

映画が好きな人にはとても興味深い一冊。是枝さんの西川監督へのインタビュー、橋本忍さんと山田太一さんの対談、片渕監督、大林監督、イザベルユペール、細田監督へのインタビューなどなど。中々聞けない映画の裏話が盛り沢山。七人の侍ができるまでの話とか、ウルトラマンのあのポーズができるまでとか。とても楽しかった。

2018/06/07

まさやん80

早稲田大学で行われた講義「マスターズオブシネマ」の2016年、2017年の講義録。丁度映画を公開するタイミングで開かれることが多いので、まさに旬の人が語るわけである。面白くないはずがない。聞き手がきちんと準備しているので、しっかりした対談となっており読み応えがある。中でも、巨匠たちの言葉として、橋本忍が山田洋次と語る対談は圧倒的です。

2018/04/11

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