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トーベ・ヤンソン 人生、芸術、言葉

トーベ・ヤンソン 人生、芸術、言葉

トーベ・ヤンソン 人生、芸術、言葉

作家
ボエル・ヴェスティン
畑中 麻紀
森下圭子
出版社
フィルムアート社
発売日
2021-10-26
ISBN
9784845921041
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トーベ・ヤンソン 人生、芸術、言葉 / 感想・レビュー

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keroppi

ムーミンの原作者、トーベ・ヤンソンの評伝。650ページ超の厚さの中に綴られる人生、芸術、言葉。私は、アニメのムーミンしか見ておらず、トーベの著作をどれも読んだことがない。しかも、そのアニメは、トーベが嫌ったものだった。芸術家の両親のもとで育ち、その両親への想いや戦争の影が、作品たちを生み出していたことを知る。ムーミンだけではない絵や小説等、作品の数々が語られる。そして、当時としては忌み嫌われた同性愛の告白。トーベの人生を知り、作品に触れたくなった。まずは、やっぱりムーミンを読んでみようかな。

2021/12/13

shoko

「スナフキンの春の歌」 春になりたての 森を流れ歩く/心待ちにしていた 春が来たんだ/空は はためく翼あふれ/地面は あちこち足跡だらけ/はい虫たちも やっと目覚めたんだね/気の向くままに 僕はゆく/古ぼけた緑色の 帽子をかぶって/昼も夜もずっと 音楽を奏でて/荷物なんて 何もいらない/僕は 自由でいたいから

2021/12/25

UNI/るるるるん

孤独と自由を探し求めたひと。読者に心地よいムーミン世界を提供し続けるのではなく、挑戦し続けたひと。 分厚い伝記本だったので、途中で「これを読むよりトーベの作品を読むべき?」と何度も思った、未読のものばかりなので。

2022/01/10

ちり

“トーベ・ヤンソンは純粋で子どものままの人、フィンランド湾の島に突如現れた画家、ムーミンの生みの親として作家になった芸術家、と思われがちだ/実際のトーベは十五の頃から芸術家の自覚をもって働き、十代で自作の物語を出版。一九五十年代初めまで、絵画もムーミンも、交渉ごとはすべて自分でこなしていた。さらにムーミンの本が二冊出版されると、ムーミンたちのマーケティングとその可能性について考え始める”

2022/01/28

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