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室温: 夜の音楽

室温: 夜の音楽

室温: 夜の音楽

作家
ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出版社
論創社
発売日
2002-08-01
ISBN
9784846004651
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室温: 夜の音楽 / 感想・レビュー

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九鳥

再読。惨殺された少女の双子の姉と作家である父、父の読者を名乗る女、出所した加害者、死んだ人たち、生きている人たちが繰り広げるおかしくも哀しいサイコホラー。ケラが描くどうしようもない悲喜劇と、たまの素朴でからりと暗い音楽の親和性は奇跡的だと思う。薄暗い情景を夢想して鳥肌が立つ。いつか再演してくれないかな。

2009/03/17

入江

KERAさんの戯曲。過去の監禁殺害事件と対峙する家族らの物語。ですが、社会派でもナンセンスものでもありません。何気ない会話が、そこへ発展する感じがスリリングです。だから単なるヒューマニズムに陥らないで、もっと深く感じます。

2017/01/27

法水

2001年初演、鶴屋南北戯曲賞を受賞した作品。口絵に初演時の写真もついていて、たまによる楽曲の歌詞も掲載されているけど、やはりどことなく寂しさが漂う。在日ファンクが音楽を務めた再演版も戯曲本(CDつきで)を出してほしいぞな、もし。

2022/07/01

真琴

可笑しいんだけど、哀しい戯曲。舞台観たかったな。

2013/03/17

りえこ

舞台がすごく良かったと聞いていて、読みたいと思っていた戯曲。悲惨な事件は、興味をわかせるなと思いました。怖かった。舞台で観たいです。

2012/03/01

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