ジャンヌ・ダルク (K.Nakashima Selection Vol. 16)
ジャンヌ・ダルク (K.Nakashima Selection Vol. 16) / 感想・レビュー
やまねっと
この戯曲は本として普通に面白かった。 ジャンヌダルクの数奇な運命は同情するに余りある。神の声を聞いてしまったジャンヌが辿った運命は1人の人間として地獄よりも辛い炎で処刑という形で殺されたのは悲しすぎる。裏切りに、傍観するもの、どれも中世ヨーロッパは醜い。 舞台は有村架純版は生で観た。堀北真希版はDVDを持っている。また見直したいと思った。力のある戯曲だから本編も面白かったのだ。 シャルルが立ち上がるところで終わったのは希望を見出せた形だ。 私はこの戯曲をとても悲しく読み終えた。読み応えもありました。推薦。
2023/05/21
沙弥
これも舞台は観てないが、中島かずきがどうジャンヌ・ダルクを描いたのか興味があったので、手に取ってみた。シャルル7世の描かれ方が良かったなぁ。 初めてシャルル7世が血の通った人として動き出した。これは舞台観たかったなぁ
2021/08/21
読書小僧
戯曲はいつもさっぱり分からないんだけど、これは分かりやすかった。 そして面白かった。 フィクションのまぶし具合が絶妙に良かった。 あの方が原案だけっていうのが良かったんだろうなあ。 ドラマがちゃんと面白いこの人の芝居いつか観に行かねば。
2017/07/01
影法師
王冠ひとつ、頭に載せただけで~~のくだりには胸を打たれました。
2011/10/14
葛
2010年11月20日初版第1刷印刷 2010年11月30日初版第1刷発行 著者:中島かずき 発行者:森下紀夫 発行所:論創社 印刷・製本:中央精版株式会社
2019/12/22
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