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能は死ぬほど退屈だ: 演劇・文学論集

能は死ぬほど退屈だ: 演劇・文学論集

能は死ぬほど退屈だ: 演劇・文学論集

作家
小谷野敦
出版社
論創社
発売日
2010-11-01
ISBN
9784846010584
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能は死ぬほど退屈だ: 演劇・文学論集 / 感想・レビュー

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安南

斜め読みだけど、おもしろかった。この著者の本は今のところハズレなし。村上春樹に私小説書いてもらいたいらしい。私小説、好きなんですねー。村山由佳については、なんていうか…ホッとした。彼女が賞を取るとき、必ず選考委員に渡辺淳一がいるって書いてあるけど、じゃ、これからは、無理なのかな?著者が彼女を《美人》作家と認識しているのには驚いた。

2015/01/21

オールド・ボリシェビク

いつ読んだかは忘れたが、再読だ。奥付は2010年11月。たぶん、出て間もなく読んだと思う。小谷野敦の著作、自宅に転がっているとつい、手に取って読み始め、そして最後まで読んでしまうのだ。なぜか、その粘着的な文章に惹かれてしまうのだな。これは演劇論および文学論をまとめた一冊。野坂昭如との対談まである。村上春樹批判のスタンスなど、ブレは全くないことに感心する。

2022/06/12

カツェ

空気を読まない男によるすべらない話、という印象。なんとなく祭り上げられてる人(平田オリザとか野田秀樹とか白川静とか森見登美彦とか村上春樹とか)にも容赦なく絡んでいくのでハッとする。しかも自分の人生を切り売りしながら。「演劇評論家挫折の記」を書いてるけど、演劇評をもっと読みたいと思った。

2012/08/27

さらば火野正平・寺

面白かった。どの文章も刺激的。教わる事も多かった。武藤康史との楽しい一夜の話は思わず頬が緩んだ?。

2011/02/04

tekesuta

村上春樹は読んだことがないので妥当かどうかわからない。でも「村上春樹は私小説を書くべきである」という文章にはずいぶん興味深く読まされてしまった。猫猫先生は病跡学じゃないけれど、ファンタジーより、それを書かせる背景の事実のほうに興味があるんだな。私小説擁護の理由がそのことにあるのかしら?などと想像してみた。

2013/01/23

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