極私的ミステリー年代記 下 2003~2012
極私的ミステリー年代記 下 2003~2012 / 感想・レビュー
KAZOO
2003年から2012年に「小説推理」紙上に連載されたミステリー書評で確かに極私的な感じはします。私との読んでいるものとかぶるものは年間で1冊くらいしかありません。まあ1冊推薦する評論の中では様々な本が他にも出てきてああこれかというのもあるのですが。読もうという気になるものが増えて付箋紙がかなり就いてしまいます。ご本人がいわれていますが確かにベストセラーになるもので読むに値するのは1割にも満たないといっていますがそうかもしれません。
2015/11/09
キョウラン
やはり気になるのは2005年に出た「オルタード・カーボン」であろう。しかしこのミスで60位以内にも入らずSFでも評判も良いとは聞こえてこなかったような……。「極私的」ってうたってる割には要所要所押さえてて面白かった。ジェフリー・ディーヴァーの「魔術師」が傑作と評してのはすごく共感したし。「シャンタラム」も良かった。「アンドロイド夢の羊」をランキングに入れるのもいいなあ。素晴らしい。
2013/10/28
よしだ まさし
北上次郎『極私的ミステリー年代記(下)』論創社を読了。 「小説推理」に連載した翻訳ミステリーに絞り込んだブックレビューの20年分を収録した本の下巻。1ヶ月あたり2~5冊の翻訳ミステリーがとりあげられて、それが上下巻で240ヶ月分収録されているのだから、とんでもない数の翻訳ミステリーがとりあげられていることになる。 読んでいると、実に面白そうな本があとからあとから出てくる。だけど、「この小説はぜひ読みたいから、タイトルを覚えておいてあとで探してみよう」などと思っても、次のページではまた別の面白そうな本
2015/04/01
姫鶴
図書館本
2021/01/21
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