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蒼の乱 (K.Nakashima Selection Vol. 21)

蒼の乱 (K.Nakashima Selection Vol. 21)

蒼の乱 (K.Nakashima Selection Vol. 21)

作家
中島かずき
出版社
論創社
発売日
2014-03-01
ISBN
9784846013196
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蒼の乱 (K.Nakashima Selection Vol. 21) / 感想・レビュー

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arisaka

平将門をモデルにした劇団新感線の戯曲。聞き取れない台詞があったので戯曲で確認。戯曲を読むと演出の大切さがよくわかるというか、これがああなるのかと、舞台のシーンを頭に浮かべながら読了。人間ドラマとしても素晴らしいので、小説として書き下ろしてくれたらいいなと思います。戯曲だとやはり読む人が限られちゃうし。

2014/05/08

けいこ

天海祐希さん、松山ケンイチさんなどが出演された舞台の戯曲本。史実の平将門や藤原純友の承平・天慶の乱を基にした、架空のお話です。若干強引な展開がありますが、小次郎が命懸けで蒼真を助けた後のあたりが印象に残りました。蒼真の「小次郎に命懸けで大切に想われた…」という幸福感が、読み終えた後から、じわじわと来ました。

2014/04/02

kokekko

新感線のおしばいに触れたのはごく最近だが、エンターテインメントのど真ん中を突き抜けてゆくようなありよう、特に脚本がとても好きだ。戯曲の形で読むと、キャラクターの名前の選び方の字面がかっこいいとか、ト書きになっている背景描写などはそう多くないのにそこからどうやって膨大なセットをくみ上げてゆくのだろうとか、いろいろ考えながら楽しむことができた。シェイクスピアを読んでいる時にも思ったが、戯曲というのは生身の人間が演じて初めて完成するものだ。これは完成形ではないけれど、その大きな礎を見せてもらった気分だ。

2021/06/26

mamegohan

舞台見たかった……。ただ、今はそれだけです(泣)

2014/06/08

マモラジオ

将門小次郎の馬鹿なくらい真っ直ぐな生き方がすごくかっこいいです。そして純粋で真っ直ぐな蒼真、同じ志を持っていながら戦で敵味方になってしまう。悲しさというか儚さというか、そういうものを感じました。何回も読みたいです。

2014/04/25

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