阿弖流為 (K.Nakashima Selection Vol. 23)
阿弖流為 (K.Nakashima Selection Vol. 23) / 感想・レビュー
nightowl
2020年2月現在、シネマ歌舞伎として上演されている戯曲と知り読了(もう一つの「アテルイ」検索で出てくる表紙題名が白字カタカナ表記のものは歌舞伎台本ではないので要注意!!)。裏切り、裏切られを繰り返す戦いは少年漫画風。井上ひさし「イヌの仇討」と最後のテーマは同じなのに少年漫画風のためエンターテイメントの味わいが強い。分かり易い展開なので歌舞伎の苦手な方にも薦められそう。東劇は2月20日まで、その他の劇場は2月13日まで。https://bit.ly/2H5TXWu
2020/02/09
いけだのどん
市川染五郎が新しく始めた「歌舞伎NEXT」の第一弾。劇場で見ていても台詞がわからなかったので、会場で販売していたこの台詞本?を買った。後追いで読んでみてああそういう設定だったのかとか、そう言っていたのかと分かった。高橋克彦の小説「火怨」とはずいぶん設定が違う。都と蝦夷の関係や田村麻呂との信頼関係などはだいたい同じ。ただ、中村七之助が演じた役は高橋小説版にはないもの。これはこれとして解釈、鑑賞しないとだめかもしれない。
2015/07/23
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