サバイバーズ・ギルト&シェイム/もうひとつの地球の歩き方
サバイバーズ・ギルト&シェイム/もうひとつの地球の歩き方 / 感想・レビュー
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二つの戯曲が書かれている。一つは「生き残ってしまった罪悪感」がテーマで、もう一つは正直、よく分からなかった。あとがきに書かれていたドーナッツ状の島「環状島モデル」の話はよく分かったが。内斜面には様々なトラウマに苦しむ人たちが立っていて斜面を滑り落ちる恐怖と戦っている。外斜面にはそれを救おうとする人々が立っているが、こちらも斜面なので支援疲れで無関心という外海に滑り落ちることがある。また自分は変わらなくても無関心という水位が上昇して水没することもある。さて、演劇は無関心の水位を下げられるのか?それは読んでの
2018/11/09
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