鏡の国のアリス (RONSO fantasy collection)
鏡の国のアリス (RONSO fantasy collection) / 感想・レビュー
keroppi
図書館の新刊コーナーで見つけて。なぜ新刊?と手に取ってみたら、「鏡の国のアリス」出版150年を記念しての出版らしい。挿絵が新たなもののようだが、表紙を見てもアリスがちょっと怖い感じ。つい先日読んだ楳図かずお「鏡」を思い出す。あれは、鏡の中から恐怖がやってきたが、こちらは鏡の中に入っていく。チェスやマザーグースがストーリーの柱になっていて、様々なキャラクターが登場し、アリスの夢の冒険が展開する。もちろん怖くはなく、時間を経ても愛される楽しい作品だ。
2022/01/30
みどり
訳が新しくなって、今の言葉を使うようになっていて、昔の感情と共に、今の状況とも会う気がして面白かった。 何度も何度も読み返しているアリスだけれど、「実は常識でも嗜みでもない」ことを最近知らされ愕然とした(笑)
2022/10/18
あや
かなり新しい訳書。解説本の方を先に読んでしまっていたが、「不思議の国」よりもわかりにくい設定や台詞回しが多いので、それで正解だったかもしれない。一応チェスのルールに則ってるのが見どころ。ディズニー版のうち、双子とオイスターのエピソードはこちらの「鏡」の方から取られている
2022/10/15
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