定点観測 新型コロナウイルスと私たちの社会 2022年後半 (論創ノンフィクション)
定点観測 新型コロナウイルスと私たちの社会 2022年後半 (論創ノンフィクション) / 感想・レビュー
越部社長
新型コロナウイルスが発生してから、私たちの住む日本社会がどのような影響を受けたかを、貧困問題・外国人問題・学校教育・メディア論などの各分野に通じた識者たちが、それぞれの立場・問題意識で切り取り、その集合体の結果として多角的に同時代を論じる形になっている。2020年から年2回ずつ発行し、定点観測をしてきた第6弾で、これが最終号になるらしい。コロナというひとつのエポックとなる時代を定点観測し記録していくということは、活字メディアの重要な役割であり、この本は後世においてその価値をより発揮すると思う。
2024/02/09
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