がんばれ新左翼 Part2 激闘篇
がんばれ新左翼 Part2 激闘篇 / 感想・レビュー
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鈴木への不快さを突き詰めると、その根源にはよど号ハイジャック事件があるのが判った。新右翼・一水会を生んだのは三島事件であり、その三島はよど号事件に衝撃を受け、触発されて、決起したらしい。私はよど号事件、就中田宮高麿が不快で、偉そうな名前しやがってと苦々しく、写真で顔を見るだけでムカつくものだった。「我々はあしたのジョーである」という感性の気持悪さに到っては耐えられないが、誰もそれをいう者はない。三島も勝手なこじつけ解釈をされてたまったものではない。鈴木は『腹腹時計と〈狼〉』で世に出、左翼ものに味を占めた。
2021/12/13
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