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がんばれ!!新左翼: 「わが敵・わが友」過激派再起へのエ-ル

がんばれ!!新左翼: 「わが敵・わが友」過激派再起へのエ-ル

がんばれ!!新左翼: 「わが敵・わが友」過激派再起へのエ-ル

作家
鈴木邦男
出版社
エスエル出版会
発売日
1999-08-01
ISBN
9784846303457
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がんばれ!!新左翼: 「わが敵・わが友」過激派再起へのエ-ル / 感想・レビュー

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nobody

三浦瑠麗と鈴木は世の渡り方がよく似ている。三浦は本分の国際政治学上の識見ではなく科をつくることにより地歩を固めた。鈴木もまた本領たる右翼としての識見ではなく新左翼という人の褌で相撲を取る持ち芸により物書きとしての地盤を築いた。右翼単体には思想上の魅力は全くない。「少なくとも右翼も言論の場を求め、言論で勝負しようとしているのだ」という寝言は鈴木の頭にしか通用しない。板坂剛も「新右翼というのは新左翼のマネをしたくて仕方がなかった連中なのだろう」というように、客観的には新右翼というのは新左翼の小判鮫でしかない。

2021/12/08

半木 糺

一見、運動に敗北してみじめな闘争を続けている新左翼を嘲笑するかのような文体と読み取れるが、これは鈴木なりの新左翼ーあるいは、あらゆる思想団体に対するエールなのであろう。かつての敵であった新左翼の退潮を「政治活動全般の衰え」と解して批評していく鈴木のスタンスはこの本から始まっている。その意味では、鈴木邦男という或る意味では奇妙な言論人の本質を探れる一書でもある。

2012/07/01

hiratax

(2005)こういう世界に興味を持つきっかけが立花隆の「中核vs革マル」という人間が多いが私の場合は鈴木邦男の「がんばれ!!新左翼」シリーズだった。ハードカバーかつ軽量紙なので、持ち運びやすい分厚い「文字」の本として重宝した。

2005/02/15

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