右であれ左であれ: 鈴木邦男対談集
右であれ左であれ: 鈴木邦男対談集 / 感想・レビュー
半木 糺
鈴木という人物は軟体動物のような「ぬめり」を持っている。右翼であると自称しながら、既存の右派や保守知識人を翻弄し続ける。おそらく鈴木はそれを意図的にやっているのであろう。そんな鈴木の本質が色濃く出ているのがこの対談集である。どのような立場の人間とも対話をして、知見を引き出すその姿勢はユニークであり、また不気味でもある。既存の右翼から鈴木が時折批判されるのもこの鈴木特有の「ぬめり」によるものであろう。
2012/06/21
sirokuma
桂文珍、猪瀬直樹、大前研一、重信末夫など、鈴木邦男氏と錚々たる面々の対談集。面白かったです。
2015/01/25
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