真昼の月
真昼の月 / 感想・レビュー
陸抗
昔、断片的にドラマを見ていたものの、内容をきちんと知りたくて読みました。性的被害にあった女性の苦悩は、想像では計りきれないんだろう…。登場人物のそれぞれがトラウマを抱え、その傷に気がつかないままに生きている。自分の傷の痛みに気がつくきっかけが、舞永の事件っていうのが辛い…。ラストは、皆幸せになるための道を選んだのが、救いだった。ドラマありきの小説だったからか、風景の描写や服装の描写等が最低限しかなく、たまに季節さえも分からなくなってしまった…。いつか、機会があれば、ドラマをみたい。
2015/12/01
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