眩惑
眩惑 / 感想・レビュー
アカツキ
悪女に絡めとられる男を書いた時代小説2作品。中編「面目なき仕儀なれど」新吾は甥が旅の途中で殺されたという報を受けて遺骨を引き取りに行く。甥の手紙には「旅籠の女に惚れて長逗留している」と書かれていたが、次の手紙では「女にとり殺される」と怯えていた。新吾は甥が入れ込んだ女に白状させようとするが…。新吾、骨抜きにされていいとこなしである。短編「運の尽き」男が勝手に勘違いしてしまう天然悪女の話。引っかかった男も善人ではないが、この女はホンマに性質が悪い。面白かった。
2021/12/25
Apollo
図書館で見つけた諸田さんのデビュー作。「お鳥見女房」作品群と比べると、別人が書いたのかと思うほどつまんない。スケベなオッさんの妄想を覗き見した気分(^_^;)。
2016/06/19
星落秋風五丈原
いやー、何とも初々しいと言うべきか、荒っぽいというべきか。
2004/02/12
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