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サナギ

サナギ

サナギ

作家
なだぎ武
出版社
ワニブックス
発売日
2011-01-14
ISBN
9784847019630
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サナギ / 感想・レビュー

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gtn

引きこもりのさなか、他人より知識を得ることで優越感に浸ったり、たくろうの歌を聞いて、その価値観を捨て去ったり、もだえ苦しむ著者。しかし、尾道一人旅でハプニングが生じたことにより人に頼り、人の優しさに触れ、今までの苦しみが氷解する。「人の話を聞き、相手のことを知ろうとする好奇心、聞く耳を持つ姿勢」が大事と悟る著者。独りでいて碌なことはない。幸福のカギは、相手に飛び込む勇気にあることを改めて知る。

2020/05/31

ぽかちゅう

昔公演中に、なだぎさんの目がやたら泳いでいるのが気になった事がありますが、この頃はまだ自信がついてなかったのかも、とか勝手に思ってしまいました。陰湿なイジメの内容がありましたが、胸くそ悪い(-_-;)優しい人程自分を責めるのかも。最後に書いてた愛があれば「笑わせる」も「笑われる」も笑いの方法のひとつ、には大賛成(^^)v一般の舞台もいいけど、ザ・プラン9のファンなので、また4人で単独ライブして下さいね♪10周年ライブは腹よじれたから(笑)

2014/09/14

dra-wrappin

ファンが読むと…最初は目を背けたくなるような内容が続く…しかし、読了すると「なだぎ武」をもっと好きになっているはず。彼の芸が繊細な「何か」に基づいて練り上げられていることに気がつく。決して人をけなしたり傷つけたりしないように…。

2011/10/14

けんさき そのこ

なだぎ武の自伝。といっても、メインは小学高学年から自分の世界に閉じこもり、イジメにあい、引きこもり、そこから脱出するまでである。この先はどうなる?が知りたくてあっという間に読了。つい親目線で読んでしまったが、両親の腹くくり具合が素晴らしいなあ。私はあんな冷静に向き合えるだろか。「好きなものに飲み込まれる」先の姿、私も危うい時期あったので、それに恐怖を感じてこのままではいけないと思ったあたり共感。これを読んで彼の芸をみるとまた味わい深そう。

2012/01/14

akane

なだぎさんを好きな人は、この自伝を読んできっともっと好きになる。彼の、人を傷つけて笑わす芸はしないというポリシーをもった経緯がよくわかった。

2011/07/05

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