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ディア・ダイアリー - 多田由美 短編集 -

ディア・ダイアリー - 多田由美 短編集 -

ディア・ダイアリー - 多田由美 短編集 -

作家
多田由美
出版社
ワニブックス
発売日
2016-08-10
ISBN
9784847039805
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ディア・ダイアリー - 多田由美 短編集 - / 感想・レビュー

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コットン

お名前は聞いていたが初読みの作家さんで、冒頭ゲイブルとモンローのそっくりさんから始まる物語だからではなく、全編60~70年代を想わせページをめくりつつ、映画を鑑賞している気分を堪能しました。(セリフの位置が映画のように画の邪魔にならないでシーンとして成立している)。Making Sceneやあとがきも素直で好印象でした。

2017/02/16

ぐうぐう

多田由美、実に13年ぶりの新刊。ずいぶん以前の話になるが、あるインタビューで彼女が「仕事がほしい」と言っていたのを思い出す。多田由美ほどの才能を持ってしても、長らく続く出版不況下では、本を(紙の本を)出すことが困難なのだなと途方に暮れてしまう。しかし裏返せば、無難なものが望まれる時代にあって、多田由美の本がなかなか刊行できないという事実は、彼女の個性の強烈さを証明もしている。

2016/08/14

gelatin

★★★★ ちょっと絵がマイルドになったかな?と思ったら13年ぶりですって!もともと版数の少ない作家ではあったが、後書きで、思いが知れて良かった。もうあんまり描きたく(出したく)ないのかと思ってた。少年~青年期のブルーなメンタリティを描かせたら天下一品、多田由美。カラー絵もいいわ。堪能した。

2016/08/23

TKK

少女漫画離れしたデビュー作に衝撃を受けてから折々に手にとってきましたが、元々寡作な方でしたが13年ぶりの単行本発売ということに非常に驚きました。線の細い、ナイーブな男の子が昔から好きです。彼らは自分の幸せを見つけるのが上手ですね。読友さまの紹介で読むことができました。ありがとうごさいました。

2016/09/01

kiriya shinichiro

超絶・多田由美だった。とはいえ、多田由美でない多田由美の漫画なんて存在しないんだけど。そして、あいかわらず男同士で肩を組み合って消えるエンディングの多いこと。これを切なく読ませてしまうところが凄い。ファンは三冊、買いましょう。

2016/08/14

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