じつは危ない食べもの ～健康志向・安全志向の落とし穴～ (ワニブックスPLUS新書)

kinkin

一見ヘルシーであるようで実はヘルシー風食品の危険性や脂肪=悪という誤った風潮（脂肪が悪いのではなく脂肪の種類)、健康や安全を確保するためには採算というリスクがかなり大きいこと。そして食物を廃棄しているのは何もコンビニや外食だけでなく一般家庭が冷蔵庫があることで結局、食品を買いすぎで使いきれないまま廃棄されているようだ。一般家庭では、最近の巨大な冷蔵庫必要がないのかもしれない。

2014/11/14

mazda

ノンカロリー、シュガーレス、など、耳触りのいい言葉の裏には、やっぱりそれ以上のリスクがあるんだな、ということがよくわかります。これまでの「全員そろって食事」というスタイルが崩れたのは、男女雇用機会均等法が成立したあたりから、というのが筆者の弁で、このあたりから外食産業が盛んになってきたということです。終身雇用でお父ちゃんは安心して働き、お母ちゃんも家庭に入ることで無理して外で働くこともなく子供を育てる、という古き良き日本の伝統を見直すいい機会かも知れません。子供の食の安全を守れるのは、親しかいませんので。

2015/08/23

バーベナ

国際的に評価が低く『売れない』心臓病の薬だったはずのコエンザイムＱ１０が、サプリメントととして爆発的に売れるようになったからくりをみるだけでも、製薬会社や政府、業界団体を信用してはいけないと感じた。各種キャンペーンや発言の裏には全て経済、一部の人間のお金儲けが絡んでいる。こういう現実は多くの人の目に触れて欲しいな。震災後、大垣に移住した著者の今後も注目。

2011/12/23

まゆみ

自分の周りにいかに危険なものが溢れているかを知って、ぞっとした。私はいい。まだこれを読もうという意識があるから。それより、マックやコンビニ弁当が好きな人、テレビで「これを食べたら健康に」という宣伝に飛びついちゃう人、こういう人に読んでほしい本である。現代日本人の食生活、かなりおかしい！！

2013/03/16

シュラフ

マーガリンは工業用に作られた油。そもそも液体の植物油に水素を添加して固形化したもの。工業的処理により生まれた奇形分子であり人間の消化酵素では消化できない。　酸化した油は体には猛毒。油は加熱されると酸化反応が早まる。酸化された油は体内に入ると周りのものをどんどん酸化させてしまうことになる。　白砂糖や白米のような吸収スピードが速い糖質を食べると血糖値が急激に上昇するので、膵臓からものすごい勢いでインスリンが出る。　動物の肉質は本来固いのが自然。肉を柔らかくするためにオス牛には女性ホルモンが投与されている。

2012/05/19