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古(いにしえ)の武術に学ぶ無意識のちから - 広大な潜在能力の世界にアクセスする“フロー"への入り口 - (ワニプラス)

古(いにしえ)の武術に学ぶ無意識のちから - 広大な潜在能力の世界にアクセスする“フロー"への入り口 - (ワニプラス)

古(いにしえ)の武術に学ぶ無意識のちから - 広大な潜在能力の世界にアクセスする“フロー"への入り口 - (ワニプラス)

作家
甲野善紀
前野隆司
出版社
ワニブックス
発売日
2019-07-26
ISBN
9784847098253
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古(いにしえ)の武術に学ぶ無意識のちから - 広大な潜在能力の世界にアクセスする“フロー"への入り口 - (ワニプラス) / 感想・レビュー

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デビっちん

甲野氏と前野氏の無意識についての対談です。面白くないわけがないと期待していましたが、想像以上でした。上手く説明できないけど、なんだかそうなっちゃうという内容を、身体の作用から紹介されています。世の中には科学では解明できないことが多数あり、そこには無意識が大きく関わっていることがわかりました。

2019/09/25

Sakie

『人間の運命は完ぺきに決まっていて、完璧に自由である』。若い頃に得た直観以降、求道者として甲野先生の気に留まった世間の事柄や、一般的な認識に反する事象、身体のありようについてたくさんの所見が述べられている。武術に限らない。自分の意志では発揮できない能力や、意識で知覚できないために現実を超越したもののように感じられる事象が遍在すると知ること、それを拡げる方向へ自分の身体を置くようにすることは大事だ。人間即ち自然の摂理。「三脈」は憶えておいて、なんかヤバいなと思ったら必ずやる。ズレたら駄目。念のため。

2022/10/28

allite510@Lamb & Wool

かの伊藤一刀の奥義「我ならざる我が斬る」のように、「我」が特定の形で消失した状態が「フロー」なのかもしれない。70歳を超えてますます超絶的な武技を開発し続ける、面白すぎる古武術家甲野善紀先生の最新書籍。チクセントミハイが提示した「フロー状態」は多くの人が求めるが、入ろうとしてもなかなか入れない。甲野先生の最新技「影観法」は、まさに一刀の奥義のように、無意識を半意識的に活用してフローに入る技と言える。そのエッセンスを言語化すると、「矛盾を矛盾のまま矛盾なく、取り扱う」という禅問答のようなものになるという。→

2019/10/09

gotomegu

無意識について。川下りのフローについて語っていた。生死に関わるギリギリのところでは、水の動きが見えるという話。教える、教わる、型にはまる、はまらない。上達の効率を考えると難しい。時間と余裕が必要だから。どうしてもやりたい気持ちがあると、勉強を禁止されたほうが覚えがいいとか、短時間で上達する場合もある。ヒモトレの不思議については初耳だった。ちょっと調べてみたい。

2019/10/22

スリカータ

甲野善紀さんの古武術に興味がある。以前、漫画家・美内すずえさんと甲野善紀さんの対談でヒモトレを知り、検索して日常に取り入れている。本書でもヒモトレについて更に詳しく述べてあるのが嬉しい。人間の身体は未知数であり、大変興味深く読んだ。甲野善紀さんの博識には驚くばかり。今回、前野さんは殆ど聞き役に徹しているようだったが、前野さんの著書も読んでみたくなった。三箇所の脈で危険を予測する方法を修得したい。楽に椅子から立ち上がる方法を試してみたら、不思議なくらいに楽に立てた!ただ、人前でこれをやるのは奇異なのが難点。

2019/09/02

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