君は君の道をゆけ
君は君の道をゆけ / 感想・レビュー
hundredpink
ニーチェパイセン
2021/03/13
かずぼん
ニーチェの言葉を取り上げ、66の章に分けられている。ニーチェそのものをいきなり読むことに抵抗があっても、齋藤氏がその数多くの言葉の中から珠玉の言葉を選び出し、解説をわかりやすくしている。各章見開きで完結しており、齋藤氏の日常的な経験などを踏まえ、かつ他の人物の考えも取り上げ、共通点を見出だし汎用性を明らかにしている点はさすがだと思う。最も印象に残ったのはきれいな青空を感じるには暗さを感じる経験も必要というところ。苦しみを経験することが楽しさをより引き立てることになるのだ。基本は自分であるということ。納得。
2020/09/03
Jas
ニーチェの言葉を簡単に紹介してくれています。自由に、上機嫌に、軽やかに。現代の日本人が生きやすくなるようなヒントがたくさんありました。美の体験を書き留めておく「美手帖」、自分の手帳に書き留めてみようと思いました。多くの人が通り過ぎていくことに感動を覚えること、周囲には理解されませんが、人生を豊かにする素敵な感性だと自己賛美しておきます。「最近1キロ痩せたんだけど、どう?」「いや1キロですか。正直わかりません。」というやり取り、健康的で私は大好きです。正直に、カラッと、笑って今を生きたい。
2020/09/06
みゅうの母
ニーチェも齋藤先生も好きなので、中身も確かめずに選びましたが楽しく読みました。ニーチェを知っていることが前提と考えると大学生あたりが想定読者かと思いましたが、読解力のある中学生なら十分いけると思います。巨大なフォントでニーチェの言葉が1ページ、その次の見開き2ページで解説と読者に向けた齋藤先生のエールが語られています。大きめの文字が老眼に嬉しい。文中の(笑)が多くて笑いました。
2020/07/26
アサイ
若者向けなのかもしれないけど、十分大人と言える年齢の私にも染み入る言葉がたくさんありました。言葉はパワーを与えてくれるなぁと久々に思い出した。
2020/08/15
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