One author, One book ― 同時代文学の語り部たち
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One author, One book ― 同時代文学の語り部たち / 感想・レビュー
mejiro
英米現代文学の著名な作家たちへのインタビュー集。各人各様のスタイルがあり興味深かった。村上春樹も登場して創作について詳しく語っている。「たらしこむ文体」「真摯さ」は優れた作家に共通している気がする。読書を楽しくしてくれる良書。
2015/04/01
KA
エリスが『アメリカン・サイコ』中に頻出するベイトマンの音楽批評を「紋切り型でつまらん」と突き放しているのが爽快だった。春樹の『ねじまき鳥クロニクル』インタビューについては、「メイキング・オブ・ねじまき鳥クロニクル」で全部語っているからか、全く新規なものはない。アニ・プルー『シッピング・ニュース』は、まぁ良い人なんだな、程度。
2020/12/26
Lily603
★★★★+ 村上春樹さんのインタビュー目当てで借りてみた。彼が「たらしこむ文体」をかなり意識していることや「文章のフェアネス(真摯さ)」という、他の日本人作家にはあまり見られない姿勢を大事にしていることなど個人的には目新しく、本質的な発見がいっぱいあってお得な1冊だった。グレイス・ペイリーのインタビューもなかなか興味深い。
2012/07/02
ひらひら
いやー、米国にも作家っていっぱいいるんですね。あたりまえかー。27人中読んだことあるのは村上春樹ともう1人しかいなかった。
2009/08/19
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