犬は本よりも電信柱が好き: 吉野朔実劇場
犬は本よりも電信柱が好き: 吉野朔実劇場 / 感想・レビュー
さらば火野正平・寺
吉野朔実の読書エッセイ漫画。ハードカバーの薄い本だが、ちょうど良いボリュームである。これより厚くなると中身にも軽みが無くなる気がする。吉野さんの読書傾向は私のそれとほとんど被らない為に、共有できる書目は少ない。エドワード・ゴーリーの話が出てきた時は嬉しかった。吉野さんは京都やロンドンに行ったりして案外アクティブである。登場する人物も多彩で、春日武彦や穂村弘、入江敦彦や目黒孝二等が登場。私の周囲には本の話題ができる人がいないので、アシスタントともそういう話ができる吉野さんの環境を羨ましく思う。楽しく読了。
2016/06/09
AKIKO-WILL
コミックエッセイとは中見るまで知らなかった!著者もかなりの読書家。彼女が語る本はどれも読んでない。けど、癒さない系のところでエドワードゴーリーを紹介していて気になりました。著者の犬がコーギーなのが可愛い!コーギーと言えば、ターシャテューダーらしい。その本も読んでみたいな。
2016/03/23
たま
電車の中などで人が読んでいる本が何なのかとっても気になる気持ち、分かるなぁ~と共感どころの多いシリーズ。出てくる本は読んだことがないものが多いので、また読みたい本が増えて楽しいです。また、そんな中で自分の読んだ本が出てくると嬉しくなります。
2013/09/16
瀧ながれ
「本好きな人が本の話をする本」が好きなので、この『吉野朔実劇場』も、見かけると購入して、わくわく読みます。今回は、タイトル通り「犬」と、外国の絵が美しい古書のエピソードが、印象に残りました。目次前にあった京都の話もおもしろかったです♪ 吉野先生、このスケジュールは詰め込みすぎ…。
2013/08/28
ナリ
繋がらないしりとりをしているような独特の空気が香る一冊。 「リオデジャネイロで盆踊り」思い出しました。やっぱり吉野朔実さんは面白い。
2017/11/11
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