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蜃気楼博士 (都筑道夫少年小説コレクション (3))

蜃気楼博士 (都筑道夫少年小説コレクション (3))

蜃気楼博士 (都筑道夫少年小説コレクション (3))

作家
都筑道夫
日下三蔵
出版社
本の雑誌社
発売日
2005-09-16
ISBN
9784860110499
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蜃気楼博士 (都筑道夫少年小説コレクション (3)) / 感想・レビュー

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シガー&シュガー

「蜃気楼博士」とその他の短編集。少年小説だけれど都築作品だし、と心して読んだのに「蜃気楼博士」の重さに胸がふさぎました。謎解きでありつつ、子供が大人の庇護から抜け出す瞬間を描いたこの作品、事件の全貌とそれの現れ方が切ないです。読後にその名前をつぶやいてみるとさざなみのような哀しみが迫ってきました。後半の写真&芸能人&謎解きのシリーズは、布施明、コント55号、あおい輝彦など懐かしい有名人を登場させた読み物。問題編、解決編の二部構成で楽しめますが、残念ながら私は名探偵になれそうにありませんでした。

2016/09/20

ソルト佐藤

ドラマの再放送があったので、原作も読んでみる。だいたい、お話はドラマと同じ。不思議な事件が起こって、煽って、煽って、何も解決せずに次回に(笑 ちょっと前にも書いた記憶が。ただ、後半。ドラマにあった蜃気楼博士の情念のセリフはなく。ちょっとあっさり。トリックはまあ、やっぱり、コイツしかいないよなあ。展開や事件は面白いけれど、そこはちょっとありがちかな? と、ドラマでも思っていた。けれど、あとがきを読むと、作者の意図がよく分かる。やりかった構図がはっきりと分かる。少年小説。あくまで少年が主人公であり、探偵なのだ

2022/07/08

源氏星

昔少年ドラマシリーズで見ていた。先日再放送があって原作が都筑道夫さんと知った。原作を読んでみたくなり図書館で借りた。図書館本。

2022/11/06

永田 誠治

表題作『蜃気楼博士』これ傑作!昭和40年代に『ケイゾク』や『トリック』にあるような、霊能力者vsマジシャンの公開殺人ショーを描いていたなんて!ジュブナイルの域を超えている。これでもかいう不可能殺人の連続に予想外の展開。当時読みたかったかなあ。生まれてないけど。挿絵も多く、後半は当時の『中一時代』に連載されていたフォトミステリー集を収録。シリーズ珠玉の一冊。

2013/01/20

kanamori

☆☆★

2010/09/29

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