翻訳文学ブックカフェ2
翻訳文学ブックカフェ2 / 感想・レビュー
viola
なんかもう、柴田元幸さんが別格すぎる翻訳家なんだなぁということがよくわかる1冊でした。個人的にはイアン・マキューアンを訳されている小山太一さんに釘付け。 こういう対談が出来るインタビュアーって、ほんと凄い。どれだけ読んでいるんだろう・・・・。
2010/08/10
aoneko
岸本さんの、会社のような縛りのきつい環境で発せられる言葉こそが本当に生きた言葉だと思う、に ああだから津村記久子はぐっとくるのかと、それだけじゃないけど思ったり。ジェイムズ・エルロイの「権力が腐敗するのではない、腐敗それ自体が権力なのだ」と、コーマック・マッカーシーの「暴力とかそういうのはいつの時代にもあって、それを人間の理性とかなんとかで解決できるはずという考え方は危険」が気になった。マッカーシー、読まないと。
2013/07/22
いのふみ
ひたすら準備する。姿を消す。しかしその成果が報われるとは限らない。おおよそこのような言葉は、新元氏のインタビューの準備について堀江敏幸氏が語ったものだが、図らずも翻訳家の存在感を摑んでいる言葉だと思った。なぜかこの翻訳家という、「縁の下の力持ち」的な役割の人に惹かれる。あと、岸本佐知子氏の言葉が一人だけトンでいた。それが新鮮だった。
2015/03/31
s_n
翻訳家へのインタビュー第二弾。読書欲が沸騰する。本国ではブラッド・ピットがマッカーシーの朗読CDを読んでるのは驚いた。関係ないが、調べたら亡くなっている方もいて、何かさびしい気がした。
2017/07/18
canabi
20−2009
2009/03/01
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