スットコランド日記
スットコランド日記 / 感想・レビュー
おいしゃん
旅行作家宮田さんのエッセイ、というよりタイトル通り日記。365日分あるので、宮田ファンとしては生活を共にした気分になれ嬉しい。毎朝2時間近く超満員電車で通勤し、職場でも周りを気にして気疲ればかりしている身としては、宮田さんのような在宅ワークに憧れるが、それはそれで大変というのもよくわかった。自由奔放に生きているように見えて、しっかり奥さんや子供たちを大切にしているのも伝わってきて、良い文章だった。
2016/05/05
ミナコ@灯れ松明の火
スコットランドじゃなかったということに、本を開いてから気付く。タマキングがスコットランドに行くわけないなんて考えたら分かりそうなことだったのに何故だ。場所がスコットだろうがスットコだろうが、やはり全力で世界音痴な感があるタマキング氏。その全力さが時々生きづらそうだと感じられることもあるけれど、ものすごく面白くてたまらない。ショボイ方向へショボイ方向へと地滑りしていく様子に共感してしまう自分を少し不安になりつつも、笑いながら読了。面白かったー!
2012/01/04
Book & Travel
前から宮田氏の本を読んでみたかったが、今回初読了。夢の話など妄想的なところも含めて、結構ツボにはまるところが多く、面白かった。特に子供と遊ぶことに真剣なのがいい。全体に漂う脱力感が程よく、自分ももっと力を抜いていいんじゃないかと思え、少し気が楽になる。読んだ本もなかなか気になるものが多い。次は筆者の紀行ものなども読んでみたい。
2015/09/11
ゆい
ええ、意外とまじめな方なんだという印象。ジェットコースターのエッセイまんまだったらそれはそれでビックリだけど。ああいうエッセイでは自分を多少戯画的に書いているという言葉が妙に残りました。やっぱり軽く読める文章でも、生み出す努力はすごいんだろうなあ。
2014/07/31
メイ
本を通して感じる自然はでっかくて濃厚。自然を相手にしていない仕事は全部ニセモノだろ。とも書かれているほど。かといって普段の生活が窮屈なのかというとそんな事はなく毎日変テコでユーモラスなのです。作者に操られる日本語の世界観がわけわかんなくて最高に素敵な日記です。
2018/01/07
感想・レビューをもっと見る