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だいたい四国八十八ヶ所

だいたい四国八十八ヶ所

だいたい四国八十八ヶ所

作家
宮田珠己
石坂しづか
出版社
本の雑誌社
発売日
2011-01-21
ISBN
9784860112134
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だいたい四国八十八ヶ所 / 感想・レビュー

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おいしゃん

真面目にお遍路して、真面目に八十八ケ所について述べてある本も面白いだろうし有益だろうが、大多数の人にとっては敷居が高いのではないだろうか。旅好きや、お遍路にちょっと興味がある、四国が好き、という人にはぜひこの本を勧めたい。はじめは、別に全部歩かなくても…と思っていた筆者が、マメをいくつも作り潰しながら歩いていくのを見るうち、いつの間に猛烈にお遍路に出たくなってしまった。

2016/01/24

nonpono

宮田さんの文章は20代で旅の本で読んだ記憶がある。冒頭の「何のために、なんて考えていると、旅はいつまでたっても始まらない。」は、けだし名言である。四国札所巡礼、大好きなショーケンの体験談を聞き、憧れた。練習として秩父は観光しながら歩いて巡礼した。本書の題名の「だいたい」という距離感が良い。ときにはジャングル風呂を探し、ときには四万十川を川下りして、オプション付きである。そして、「今、ここにいる」という旅の充実感の表現が良いな。また、足の豆との格闘もすごい。インソールが効果的なんですね。楽しい巡礼記でした。

2024/07/04

ミナコ@灯れ松明の火

どうしよう!お遍路に行きたくなってしまったではないか!「いつか行きたいけど時間がない」とか「四国遠いし」とか、タマキングが言っている通り自分のやりたいことに対する単なる言い訳なんだろうなあと思う。『だいたい』と名乗り、やりたい放題に寄り道するのもタマキングらしくて素敵。お寺や仏像のウンチクが極端に少ないのも、タマキングらしい。「いつか行く」なんて、「行かない」と同義語かもしれない。行きたいと思った今が、行き時!?

2011/08/07

えみさん13

【胸に、旅の醍醐味である「ここにいる」感が、いっぱいにあふれてくる。_おお、私はここにいる!】宮田珠己さん(愛称タマキング)おなじみ脱力系文章でつづる、「四国八十八か所、歩きお遍路」。だいたい、とはいえ、きちんと周ってしまってます…。フハハハハ。あー面白かった。…ああ、わたしも、また四国行きたいなぁ。マメ攻略についてはスゲーのひとこと。

2014/05/06

まつじん

宮田珠己は半年一回まで、それ以上の頻度で読むと社会から脱落したくなります。あぁ会社なんて行かんでもえぇんちゃうかと。なんてハナシはさておき、”あとがき”のない旅行記も珍しいよねぇ。改めて宮田珠己の感性に脱帽ですわ。

2011/03/10

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