KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

ガタスタ屋の矜持 寄らば斬る篇

ガタスタ屋の矜持 寄らば斬る篇

ガタスタ屋の矜持 寄らば斬る篇

作家
豊崎由美
出版社
本の雑誌社
発売日
2012-06-21
ISBN
9784860112301
amazonで購入する

ガタスタ屋の矜持 寄らば斬る篇 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

marumo

再読。さーっと読み直しただけでも読みたい本があるなぁ。ボロボロにけなすときも、褒めちぎるときもホントに面白い。責任と覚悟を持って書評する信頼できるガタスタ屋さん。(ガター&スタンプ=書評家という意味だそう)ただでさえ、ここの感想で読みたい本が溜まる一方な私。しかも読み出したそばから他の本が気になってソワソワして一冊に向き合えず、なんだか読みたいんだか読みたくないんだか自分でもわからなくなる始末。守備範囲以上の情報が入り過ぎて、オーバーヒートしてる気がします。落ち着け、自分。でも、三並夏は読みたい!

2016/11/12

miyu

翻訳本の好みが意外に似てるのですが、感じ方がやや違う場合が多く、それがホッと出来る要因にもなっている社長本でございます(失敬な!)リャマサーレスについて取り上げてたなぁという薄っすらとした記憶から再読。確かに言及してる。おまけに「誉めて」ますけど(# ゜Д゜)社長に誉められるって、どうなの?むしろケチョンケチョンか、いっそ無視の方が幸せじゃないの。などと猜疑心に囚われてしまいました。自分、どんだけネジ曲がっちゃったんだか(涙)「もう読むまい、強く心に誓いつつ。気づけば我が手にトヨザキ社長。」お粗末様。→

2015/01/25

りつこ

この癖のあるオデ節が嫌でなかったら最高のブックガイド。私に関して言えば昔は苦手だったけど今はトヨサキスキーなので無問題。海外小説が大好き、新しいへんちくりんな小説も気になる、ケータイ小説大嫌い、といちいち趣向も似ているので、イイネイイネ!と付箋をはりながら読んだ。途中まで読んでわからん!と投げ出した本もこんなふうに分かりやすく熱く語られるともう一度挑戦してみようかという気持ちにさせられる。辛口イメージがあるけど、小説を愛していて憧れて応援したいという男気に溢れた人だ。

2012/10/29

阿部義彦

豊崎由美さんが「本の雑誌」で連載していた本を紹介するコラム「寄らば斬る!」をまとめたものです。割と辛口は控えめで、自信をもって薦められる本が多めです。外国文学は白水社のものが多いです。日文では金井美恵子、松浦理英子、長嶋有、橋本治など、余程気に入ったのか、柴崎友香さんと川上未映子さんは、二冊ずつの紹介です。私もこの二人は好きで本も読んでいたので凄く趣味が合うみたいです。豊崎由美さんの書評は守備範囲が広く、読めてなかった事は認めて新たに評価し直したり、北上次郎みたいに無責任で忘れっぽくないので信頼できます。

2022/11/30

てふてふこ

本の好みは自分と違う書評家さんの書評を読みたいと思わせる唯一の存在・豊崎さん。今回はあとがきにもある通り、批評が少ない。あえて苦手なジャンルを避けたのかな。

2013/10/15

感想・レビューをもっと見る