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捨てる女

捨てる女

捨てる女

作家
内澤旬子
出版社
本の雑誌社
発売日
2013-11-20
ISBN
9784860112486
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捨てる女 / 感想・レビュー

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ちょろんこ*勉強のため休止中

わたしの家にはほぼなんにもない。何か捨てた場合は、明日からの生活にいきなり支障が出るほどスカスカだ。子供の頃から物欲がなかったので、バンバン処分するほど物を持ったことがない。本書を読んだのは、捨てる事によって得られるであろうカタルシスを作者とともに味わってみたかったから。余分な贅肉をそぎ落とすような快楽だろうと期待していた。だが作者は物に対する執着をいまいち捨てきれていないような気がして、期待はずれだった。それよりまさかのどんでん返しだった「あとがき」がよかった。この「あとがき」の為に読んだ感じかも。

2014/03/26

ふじさん

図書館本。自分に関わった物をひたすら捨てる話。断捨離を考えている自分にとっては、他人ごとではない話題が満載。更には、便利で何でも手に入る日本だから生じる捨てることへの課題等。考えさせらる内容がいっぱいの本。彼女の生き方や人間性にも魅力を感じた。エッセイ集の形式ではあるが、彼女の生き方を語る話にもなって面白かった。

2024/05/08

どんぐり

イラストルポライターの内澤さんの本。乳がん体験を記した『身体の言いなり』に次いで2冊目を読み終える。「本の雑誌」2010年5月号より2013年8月号までの連載をまとめたもの。いわゆる断捨離に関する実践記だ。文体は話ことばで、連載誌のティスト濃厚で、やたらドタバタと騒々しい。豚を飼育して食べる『飼い食い』や離婚や病気のことなど、これまで書き表してきたものの余録の部分を連ねているので、雑文の類といっていいだろう。モノがあるとストレスになる、だからじゃんじゃん捨てて気持ちよくなりたい。その先にあるのは幸福? 

2015/04/22

ミーコ

新聞の書評を読んで「捨てられない女」の私は図書館へ・・・。捨てるコツの指南書かと思ってたら 内澤さん(初読み)のエッセイ的なお話…。面白おかしく書いて有りますが 乳癌になり、本当は身体的にも精神的にも凄く大変だったと思います。廃屋を借り豚を3匹飼って食べると言うお話には、えっ?となりました。余りにも捨て過ぎると スッキリした~❣ のあと寂しさが押し寄せてグループのか・・・ やっぱり私には「捨てる女」にはなれそうもありません(・_・;

2017/06/03

パフちゃん@かのん変更

断捨離本かと思ったら全然違いました。イラストルポライターという職業だそうです。すごく個性的な人。『飼い喰い』なんて言って、豚を3頭育てて食べたりw(゜o゜)w 捨てモードになる前はものすごく収集癖のある人だったようだ。お母様はさっぱり断捨離系の方だそうで、親子でも随分違うんだな。しかし、この人の個性にはちょっと付いていけません(-_-;)

2015/01/21

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