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昼夜日記

昼夜日記

昼夜日記

作家
坪内祐三
出版社
本の雑誌社
発売日
2018-10-02
ISBN
9784860114206
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昼夜日記 / 感想・レビュー

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もりくに

「本の雑誌」の立ち読みは、まず「読書日記」から。「小説新潮」の「酒中日記」は知らなかった。この本は、読書(昼)と酒(夜)の膨大な記録。2段組 約400頁。昼は本の他に、映画、演劇、美術展、そして大好きな大相撲。本も、新刊、古本、古書、週刊誌、月刊誌、ミニコミ誌、DVD。古書はカタログでも購入もするが、基本的に「本屋クルーズ」が大好き。スゴイ(!)のは、ミステリーを除く日本の書籍(明治以降!)の8割方が、彼の中で位置づけられている感じ。ブックオフでも「宝の山」を発見するし、ダブルブッキングなど平気。(続)

2019/04/24

阿部義彦

本の雑誌社新刊です。言葉と活字そして古本や書誌学には滅法詳しいツボちゃんの話題作二冊の合本です。そもそもツボちゃん主演の映画「酒中日記」なんて初めて知りました。南伸坊や中野翠、都築響一も出演なんて凄い面子です。この本では唯一相撲の話題だけには相変わらず興味が持てませんでした。許して下さい。呉智英が「すべからく」の誤用に拘れば、ツボちゃんは「輩出する」の誤用に拘ってます、固有名詞に輩出するは使わないのね、私も使ってました。本の校正では無く校閲(事実関係のチェック)が酷くて嘆いてます。鵜呑みにするな!と。

2018/10/14

緋莢

図書館本。『本の雑誌』連載の読書日記の2011年1月から2016年7月までを収録。さらに2014年5月から2016年7月まで『小説現代』で連載されていた酒中日記が併せて収録されています。読書日記と酒中日記が、別ページになっているわけでなく、上段が読書日記、下段が酒中日記というユニークな構成になっています。2016年2月16日に読書日記で『円谷プロ特撮シリーズ』に「快獣ブースカ」が収録されていて嬉しいと書いていて、酒中日記の方では2月20日に(続く

2019/05/10

tom

神蔵美子の写真集「たまもの」に登場するのが坪内祐三。この人のこと何も知らない。どんな人なのかという好奇心から借りて来る。この本、上段は昼間の生活、大半は本を買いましたという記録。下段は夜の生活、大半は酒を飲み喰いましたという記録。これだけ本を買ったら、どこに置くのだろう。これだけ飲んだら、体が死ぬな。こんなことを考えながら、ペラペラと頁をめくる。それにしても、この人の生活、人と群れてるのだなあ。人と群れるのは疲れるよねえというのが読後感。

2019/04/28

こまっちゃん

吉田仁著の「葉山日記」に度々登場するバー「アイリーン・アドラー」や、「ジョリー」がこの本にも出てくる。出版業界の人達の飲み方は似たり寄ったりなのかも。私は断然、葉山日記の方が好きかな。

2019/04/11

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