着せる女
着せる女 / 感想・レビュー
ゆいまある
スーツフェチの内澤さんが、碌な服を持っていない男性をセクシーに変身させる連載企画の書籍化。ハイスペックなのに残念な宮田珠己さんが知的に。まさかの高野秀行さんが抱かれたい男に。服とは相手を安心させるコミュニケーションツールであり、その効果は絶大。でも選ぶのは凄く難しい。この本ではバーニーズニューヨークのカリスマフィッター鴨田さんが大活躍しているが、ほんと、ただ洋服が売られていても私達はうまく選べない。写真と本文何度も見比べて、興奮して読みました。服って何て楽しいんだ。私も内澤さんに買い物付き合って欲しい。
2020/05/20
あすなろ
着せる女。つまり、男性のスーツに夢中になった内田氏が男性に合うスーツを共に出向き探す趣向。スーツとは、僕も好きであるが、無尽蔵に種類がある。凝りと好みを合わせると何処まででも行ってしまうというのがホンネ。では、何故野暮ったく着てしまうのか?内田氏は、環境だと。学生服と育った環境の影響強いと。確かにそうだろう。世の男性諸氏。値段ではなく、スーツに興味持って調べましょうよ!以上、僕がスーツについて書き出すとキリがないのでここまでで。なお、少し文書として雑然とし過ぎている感あり。テーマ・内容はスゴく面白いのに。
2020/06/29
コットン
改めて服を買うとなると尻込みしそうな成人男子に金額も考えながらスーツをセレクトする雑誌の連載ものでbefore→afterの写真があって変化が楽しめる。もう少し写真かイラストがあった方がより面白いと思う。
2021/08/31
pohcho
作家の宮田珠己さんや高野秀行さん、雑誌の編集長、カメラマンなど普段ラフな服装をしている人たちがスーツを着て華麗に変身。そのお買い物に内澤さんが同行する連載企画。お見立てはお店の人がしてくれるが、一人ではお店に入ることもできない男性陣。私も洋服屋の店員さんに声かけられると固まるので気持ちがよくわかる。バーニーズNYの鴨田さんのセンスが素晴らしく、またその凄さを超ハイテンションで語る内澤さんが楽しい。一緒に盛り上がる編集者の杉江さんも微笑しかった。スーツ姿の皆さんとても素敵。すごく楽しい本。装幀もおしゃれ。
2020/06/03
ごへいもち
面白そうなところだけつまみ読み。小林よしのり担当になったから謝罪用のスーツを買わなくちゃという編集者とか。服の傾向を出版社やレーベルに例えるところは本当におかしかった。東洋文庫っぽいのはイヤ、ウニベルシタス叢書っぽいスーツが希望って\(//∇//)\。高野秀行さんとバーニーズニューヨークのカリスマ鴨田さんの話は別のところ、多分高野さんの本?で既読。鴨田さんに見立てを頼みたい\(//∇//)\。宮田さんがイケメンなのにビックリ。カメラの森さんも高野さんに付き合って辺境に行くような人には見えない(・∀・)
2021/08/01
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