くちぶえカタログ
くちぶえカタログ / 感想・レビュー
ミス レイン
松浦さんの本は、この頃のものが一番好きだ。持ち物の質の良さはもちろんだが、物質的質の良さよりそれを選んだ自分自身の人生における質と重さを見いだせる感性と物ひとつひとつに物語があるのがいいなと思ったのがちょうど十年前のこと。セーターの毛玉が好きだという飾らなさも新鮮だった。自己啓発系の書籍で分かりやすくヒントを与えられるのもいいけれど、こういう文章でゆるやかに感銘や影響を受けるのが好きだ。先達の受け売りではなく、自分なりの発露の仕方に余地というか余裕が生まれるような気がするからだ。
2015/09/27
CBF
(★★★☆☆) ここ1年くらい前から物を買わなくなりました。本当に必要な物にしか愛情が湧かなくなり、身の回りを気前よく処分して気分は清々としています…。衣、食、暮、職、本、旅についての日々のエッセイ。
2017/08/27
みーあ
読んだことを忘れていたもよう(笑)初めての内容ばかりに思えたが(笑)、付箋個所はなかった。私の趣向は、年月を経ても変化なしということが分かった。成長していないから?それとも確固たる自己が確立されているから?名作は自分が成長すると読むたびに感想が変わるとも聞くが、私はまだそういう経験をしたことがない。いつ出来るかな~?
2017/03/19
犬こ
松浦さんが、暮らしの中で大切にしているものを写真付きで紹介しています。テーマは、「衣」「食」「暮」「職」「本」「旅」。多くは持たず、質のイイモノを長~く。一つの一つのモノにこだわり持って愛用しているのだなと感じました。
2014/02/15
E
「今年は服を買わないと決めている。」という出だしがとても心を打った。ワタシも買わないですむ気を持ちたい。でも無理だろう。軟弱。
2009/07/19
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