ジス・イズ・ホンコン
ジス・イズ・ホンコン / 感想・レビュー
ぶち
色鮮やかで生命力にあふれたイラストが、イギリスの統治領だった頃の香港に誘ってくれます。あの頃(もう30年近くたってしまいました)に訪れた香港は、この絵本のようにビビッドで鮮やかな色彩に溢れ、西洋文化と中国文化が魅力的なコントラストを見せてくれる刺激的な街でした。頭上を飛ぶジェット機、2階建てバス、その横を走る人力車、漢字の華やかなネオンサインと竹竿に干した洗濯物。丘の上から眺める九竜湾の絶景と夜景、アバディーンの水上レストランと水上生活者。チェコの絵本作家・サセックのこのシリーズの中の傑作中の傑作です。
2020/09/14
アキ
カウルーンとニューテリトリーズというふたつのエリアと236の小さな無人島からなる香港。ニューテリトリーズとランタウは、1898年から1997年までイギリスへ貸し与えられました。西洋のガイドブックで「遠い東の真珠」と書かれ、中国では「港香」と書かれる。その意味は「いい香りのする港」はじめて香港に行った1984年からひとりで、家族で訪れたけど、2020年ここまで変わろうとは思ってなかった。夜景、買い物、飲茶、中華料理、スターフェリー、エッグタルト、マンゴープリン、足ツボマッサージ、アフタヌーンティー、鴛鴦茶!
2020/08/22
小紫
地理的にも歴史的にも、香港の成り立ち等がざっくりと分かり、丁度いい入門書でした。描かれているのはもちろん昔の香港ですが、それが逆にノスタルジックで魅力的です。今は実際に出かけていくことはかなり難しいですが、東洋と西欧が入り混じるエネルギッシュな雰囲気を、味わってみたいものだと思いました。《図書館》
2021/03/25
ジュースの素
香港はこんな街だよと詳しく書かれていて、絵が素晴らしい。かなり前の本なので今とは違う事もあるが、最後のページに注が付けられている。香港の事がとてもよく分かるし、ワクワクするようなチャーミングな絵でいっぱい。 いろんな都市の版が出ているので全て読みたくなる。とてもオススメの本です!
2018/12/06
ume 改め saryo
今度のトリップはホンコン!! 古さが残っている部分に焦点を当てているあたりが微笑ましいです。 古いやり方が残る商店街。 露店。 職人。 近代超高層ビルなんか全然出てこない(笑) 和むぅ(笑)(^^)
2012/01/29
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