神田村通信
神田村通信 / 感想・レビュー
ニールキャサディ
再読。神保町のゾッキ本コーナーで見つけ、購める。大量の蔵書の対処法、神保町の街の魅力など、鹿島先生らしい面白い文書を集めたエッセイ集。
2014/05/25
読書家さん#U1i6e8
エスプリが効いていて面白い。
2023/04/26
おかみつる
神田神保町の変遷がつらつらと書かれていて、この人は本当に古書が神保町が好きなんやなぁと分かる。 今はないだろうけど、思わず足を向けたくなる。 書物を買ったどうしよう!!という作者のドタバタぶりもおもしろい。 よく奥さんがあきれていないなぁと思う。 いや、もうあきらめているのかもしれないけど…。
Susumu Kobayashi
著者の主として2000年以降の、さまざまなメディアに書いたエッセイを集めた本。著者は勤務先の近くである神田神保町に仕事場を借りて職住接近をはかり、そのことで気づいたいろいろなテーマを題材としている。主として3ページ程度の短いもので、隙間時間に読むのにちょうどいい。いずれも面白く読ませるのは著者の芸である。また、さまざまな洞察に膝を打つこともしばしばである。
2016/02/21
彩也
神田神保町は「村」なのだと言う。「住民の全員が知り合い」で、「職住近接」。「昔ながらの『意識の共同体』のようなものが保たれている」のだそうだ。長年に渡る遠距離通勤地獄の果て、大量の本と共に「神田村」に住みついた著者の日常。特筆すべき何かがあるわけではないのに、なんとなく面白い。理想の書店として語られている、「それぞれの専門(書)店が個別に軒を並べ、独自に本を選び、販売しているような集合店舗」(曰く、パルコ方式の書店)は本当にあったら行ってみたい。
2012/05/31
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