誤解でございます
誤解でございます / 感想・レビュー
みゆき
読メでみかけて筆者のことよく知らずに手に取ってみたけど、まさかの「朗読者」の訳者だったとは。高校のころに挫折したので再挑戦してみよう。最近読んだ多和田葉子氏の修道院話も出てきたりして、嬉しいどっきり。
2017/08/04
ZEPPELIN
勝手に米原万里さんのようなエッセイかと想像していたら、全く違っていた。文学者・翻訳者としての苦労よりも、自分がどんな人生を辿ってきたのか、どのようにドイツという国と触れあっているのかということの説明が多く、専門的な堅苦しさはない。それどころか、学生結婚・出産をした上に東大大学院の博士課程を留年なしって、もしかして物凄い人物なんだろうか?こういうエピソードを聞くと、やはり「母は強し」は本当だなと思う。メジャーな言語でもマイナーな言語でも、もっとこの分野の方々のお話を伺ってみたい
2015/01/08
tmk
ドイツ文学の研究者で翻訳家のエッセイ集でした。「誤解でございます」のあとは「散会でございます」ネタばれですが、それはほんの一部のことなのでお許しを。
2010/09/20
タムタム
やわらかい女性的な雰囲気ながら、先生らしさや、何かに立ち向かうような闘う姿勢なども垣間見え、これから夢をかなえていこうという人にオススメできる本。
2013/06/09
なめこ
おかしくって、かわいくって、息抜きのつもりが一気に読みとおしてしまった。タイトルの元ネタになっているアナウンス(「五階でございます」)、が流れるエレベーターには、昨日も乗ったばかりだったし、随所に登場する著者の「同僚」に、心当たりがあったりして、おもわず笑ってしまったりもしつつ、このしたしみやすい語り口にふれながら、ドイツ語圏の文学の作家や、作品を知ることができるのは、とても良かった。
2017/05/09
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