新十戒
新十戒 / 感想・レビュー
とも
★★シドニーシェルダン、全ての作品が面白いわけではない。モーゼの2枚の石版に記された十戒が本当は十二戒であり、あと2戒は実はもう一枚石版はモーセが落として割ってしまった、という興味を引く作家の創作内容からスタートする。が、中身は単なる12短編で、この戒律を破って良い人生を送った人の物語が逆説として語られているがのだが、キリスト教徒で思い入れがある生活を送っている読者なら少しは受取り方も違うのかもしれないが、まったくの無神論者にとっては、感慨すらないあくまでつまらない短編集で残念。
2014/02/03
まぁにぃ
ん~、なんて感想を書いたら良いのだろうか。 十戒でも十二戒でもいいが、「それで?」の連続で終わってしまった。
2016/06/10
たつや
図書館で見つけて借りた。序盤で旧約聖書のダイジェストが続き、その後、現代劇に突入する。「世にも奇妙な物語」的にショートストーリーが延々とラストまで続く。様々なスチュエーションがあるが、モーセの十戒を破ったおかげでこうなった。的な終わりが多く、聖書を皮肉ったつもりか?胸糞悪い本でした。内容は薄い。
2023/06/20
Kircheis
★★☆☆☆ 実は十戒ではなく十二戒でした、という奇想天外な発想から始まる冒頭に期待が高まったが、各戒律を破った者が、神の罰を受けるどころか幸せをつかむ、というワンパターンな展開がひたすら続く。 しかもあまりスカッとするような内容ではないものも多く、「汝、殺すなかれ」の編は特に意味が分からなかった。 短いからすぐに終わることが、唯一の救いといえる。
2018/08/08
鵙屋
この現代では十戒を破ったものこそ幸せになれる…のか?それにしても超訳×シドニィ・シェルダンは一気に読めてしまうんだぜ
2010/03/17
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