失われた愛を求めて: 吉井和哉自伝
ジャンル
失われた愛を求めて: 吉井和哉自伝 / 感想・レビュー
こきよ
吉井和哉以降、ここまでロックスター然としたミュージシャンは余り思い浮かばない。〝儚さに包まれて 切なさに酔いしれて 影も形もない僕は 素敵なものが欲しいけど あんまり売って無いから 好きな歌を唄う…〟。JAMは名曲。
2016/10/16
アイマール
THE YELLOW MONKEYボーカル吉井和哉が赤裸々に語る自伝。幼少期からバンド解散まで、その間の葛藤と苦悩。特に東京ドームのラストライブに向けての日々は、読んでいて胸が苦しくなった。再結成して家族のようなメンバーに囲まれ、楽しそうに歌うロビンが好き。今の4人がつくるアルバムを早く聴きたいな。
2017/12/23
fu
常に愛と承認に飢えていて、どれだけ与えられたとしても、砂漠のようにすぐ乾いてしまう。圧倒的な欠けを埋めようとする強い欲求こそ、作品を生み出す源なのだろう。長谷川等伯の小説を読んだ時にも思ったが、芸術を生み出すアーティスト精神にはなにか相通ずるものがある。吉井さんは病んでいる自分を自己分析し赤裸々に語っているが、個人的な出来事というより、トップスターの苦悩というものが理解できた。
2016/06/28
レンジャー
語り下ろし、か。僕と俺が混在してるな。私は高校生の頃から吉井和哉が好きで、容姿もかっこいいけど、詞が沁みて何度も泣いた。悲しくて。だからこの本読んだら納得した。私はしっかり感じ取ってたんやなぁ、と。吉井和哉という人は少し才能があって、その他は不器用でクズなとこもあって不安とか悩みを抱えやすいという部分では私と同じだった。本にして語ってくれてありがとう、と思う。
2023/12/21
Madoka.@書店員復帰を目指し中!
吉井和哉の人生って壮絶なんだなと。だからあんな歌詞が書けるのかもしれない。THE YEROW MONKEYに出会えたから今の私があるのかなと思ったりもするので、この自伝を読めて良かった。
2014/03/06
感想・レビューをもっと見る