KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

どんどん沈む日本をそれでも愛せますか?

どんどん沈む日本をそれでも愛せますか?

どんどん沈む日本をそれでも愛せますか?

作家
内田樹
高橋源一郎
出版社
ロッキング・オン
発売日
2012-06-01
ISBN
9784860521080
amazonで購入する

どんどん沈む日本をそれでも愛せますか? / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

壱萬参仟縁

今の教育は希望を与えない(048頁~)。 内田名誉教授は、「社会は公共的な 人間が損をして、公共性のない人間が 得をするように作られている。(略) でも公共性のある人間が一定数いないと 社会は保たれない」(110頁上段)。 日独伊は脱原発、英米仏露中は原発継続 (148頁~)。 対談集だが、教育の問題は重い。 トップダウンの言いなりな、 御膳立て、システマティック過ぎな 学校のしくみはそろそろ限界ではないか。 もっと、自由なやり方ができないのかと 思う。 窮屈な人間ができるだけだ。  

2014/06/01

Gatsby

内田樹、高橋源一郎に渋谷陽一。渋谷氏が、自分が読める雑誌がないからと自ら作ったSIGHTの連載対談である。しかし、表紙の写真、二人とも年とったんと違うかな。雑誌でも読んでいるので、復習という感じではあるが、この対談では高橋源一郎がさえまくっているという印象がある。内田先生は対談になると、若干おとなしめかな。3・11のことから、元大阪府知事の話まで。雑誌でも面白く読んだが、橋下氏は『赤と黒』のジュリアン・ソレルであるという話には妙に納得してしまった。

2012/07/15

阿部義彦

ロッキング・オン社、高橋源一郎たと内田樹の対談集、続刊です。この時期に東日本大震災が起きます。落ちぶれの、美学を、強調している。何故なら日本は下降するしか無いのだから?一度生活が上がって便利に金持ちになるとそのレベルを、下げられない身体になるなんて嘘!ダウンサイジングして、つましく生きることができる事を強調しています。それと教育問題には、先端的なフリースクールを見習うべきだと。学校には時計がなく、先生もクラスもない、ひたすら好きなことで遊ばせて、生徒が勉強したいと言うまで待つという。リアリストたれ!

2019/10/08

勝浩1958

ふたりの対談を読んでいるとアドレナリンが湧き出してくるのです。つまり興奮しているのです。「そうだそうだ!もっと言ってくれ!」って感じかな。今日の朝刊に「18歳から選挙権」の見出しが載っていました。これからの日本を考えていくには、まだ時間をたっぷり持った若者こそ、是非政治に関心をもってより望ましい国に変えていけば良いと思います。そのためには、このような本も読むとためになるでしょう。 例によって、気になったフレーズです。「今日本が考えてるのは、国境問題で騒ぐことで、排外主義的な感情をかき立てて、国内のさまざま

2015/02/07

KJ

偏った情報ばかり取り入れていてはいけない。自分とは違う考え、反対側の意見も聞くことにより視野が広がりそれに自分がどう反応するか、どう反論できるかを見ることによりまた自分を知ることができる。僕にとってはそういう本です。残念ながら?橋下内閣はできませんでしたね(笑)でもそれくらい勢いあったんだなぁ…。

2014/06/10

感想・レビューをもっと見る