バカの壁 下 (大活字文庫 48)
バカの壁 下 (大活字文庫 48) / 感想・レビュー
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上巻から引き続き養老先生の頭の中を整理させてくれる下巻。もともと医学部の先生ということもあり、脳の仕組みをわかりやすく説明し、その脳の仕組みから現代日本の教育や共同体のあり方、人間が生きる意味について論じていく。非常に説得力がある。 最後に、二元論の立場から、人間としての共通性をよりどころに、日本は世界に発信すべきだと述べている。確かに、一神教は相手を認められないという欠点があり、それに気づくのは難しい。多角的にものを見て、正々堂々と粘り強く相手を論破していく。そのようなプロセスが必要な時代だ。 モノの考
2005/04/10
クライスト
上巻・下巻を通して読んで、自分には「物事を多角的に考えて行動する人間になりなさい」と著者が言ってるように思えました。
2023/02/06
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