あだこ,山茶花帖 (大活字文庫 89 山本周五郎傑作選)
あだこ,山茶花帖 (大活字文庫 89 山本周五郎傑作選) / 感想・レビュー
ぺったらぺたら子
青空文庫にて『あだこ』のみ。面白くて一息で読んだ。江戸時代の設定だが、中身はモダンでしかも洋風であって、ハリウッドのハッピーエンドの古い映画、例えばフランク・キャプラなんかに近い感覚なのではないのかと思う。貧乏で下賤な姿になって無垢で天使的な存在が現れることにより、癒しと再生がもたらされる物語。傑作。周五郎、いい。黒澤が好んで原作として使ったのも解る。
2021/07/21
かよ
あだこ-純粋な少女の心が奈落に落ちた武士を再生させる… 現代でも通用する良い話に心うたれました
2017/06/07
富士松
朗読 YouTube
2018/11/28
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