隣りのチャイナ: 橋爪大三郎の中国論
隣りのチャイナ: 橋爪大三郎の中国論 / 感想・レビュー
kaz
中国は、2200年前に統合された、現代でいえばEUにあたる連合国家で、漢字を使用した中国語は、言語の異なる国々を統合するために表意文字を各々の国々の言葉で読み下し出来るように編み出された人工言語である。という冒頭の表記からはじめ、認識を改めさせられる事項が多い中国論でした。大躍進政策、文化大革命、天安門事件、解放政策まで、主要な出来ごとにもほぼ真正面からとらえて論述されています。奇をてらったものではないので、8年前の著作ですが、現在でも本書の記述は有効性を失っていないものと思います。
2013/05/26
Y.T
☆☆☆
2020/06/01
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