詩活の死活 この時代に詩を語るということ
詩活の死活 この時代に詩を語るということ / 感想・レビュー
しゃが
谷川さんはあとがきで「日本語で詩と信じる何かを書くことしか残されていない私にとって、この本はこれからの私にとって一つの、しかも多様なメルクマールになるだろう。」とあり、とても興味深かった。谷川さんが大阪芸術大学特別講義などのなかで詩作、生きかたや家族…が語られた。懐かしい詩、知らなかった詩がいっぱい、特に老人施設の園歌「ひとりひとりすっくと立って」が心に残った。
2021/02/19
かふ
図書館本。現代詩を知りたく谷川俊太郎が入っているから借りました。対談本ですね。田原さんは名字がないのか?と思ったら田さんでした。田原(でん げん、ティエン・ユエン、ティアン・ユアン、1965年11月10日 - )という中国の詩人でした。他に司会的な山田兼士。この人は詩人で評論家。大阪芸術大学の講師でそこでの講演が収録されている。ほとんど対談です。谷川俊太郎2000年~2010年ぐらいまでの動向と現代詩が置かれている状況が話題のようです。谷川俊太郎について知りたい人は読むべき本。
2022/10/29
感想・レビューをもっと見る