もうちょっと「雑」に生きてみないか (WIDE SHINSHO)
もうちょっと「雑」に生きてみないか (WIDE SHINSHO) / 感想・レビュー
yoshida
完全主義な考え方を持つ人に、肩の力を抜いて良い加減に生きられる気付きを与えてくれる本。私はよくまじめだと言われる。自分でも煮詰まると考えが頑なだなと思ったりする。この本でまじめ過ぎるとする条件、①「負けちゃいけない」、②「やればできる」、③「今がすべて」という考えに、かなり当てはまります。その結果、一度は体調を崩し休職。これからは良い加減で働こうと思い復職するも、調子が良くなり以前の考えに戻っていたのだなと感じた。仕事があるのは変わらない。では、向き合い方を変えよう。ベストよりベター。目指せ高田純次さん。
2019/01/06
やすらぎ
他者の悩みは見えないから分からないけれど、雑に生きているように見える人にも悩みはあるはずです。もう少し雑に生きたいのに生きられない人が求める本。…気にしないでいることがどれほど難しいことか。今がすべてではない。何とかなるだろう。そう考えられるか。…本当にやればできるのか。やったって出来ないことだらけ。…勝ち負けも関係ありません。できることからやればいい。拘ると行き詰まってしまいます。…意外と世間は放っておいてくれます。無意識に自分の物差しを他者に押し付けていませんか。他者の物差しで自分を測っていませんか。
2021/05/03
ベイマックス
図書館本。何だか笑えて、少し楽になったような気はする。だいぶ『雑』になってきている気はしている。それは、年を重ねて仕事や職場に慣れたっていうのと、出世コースから外れて気が楽になっていたってことが大きいと思う。年齢給が基本ベースで役職手当が少ないのもあるし、部下だったのが他部署異動で出世したけど、大変そうだしね(今日も確か休日出勤しているはず)。◎自分は時間に細かくて、約束の時間には余裕を持って行って、時間ちょうどに来た人に「遅い」とか言っちゃうから、もう少し『雑』を意識してもいいのかな。
2020/10/17
とろこ
鬱病になる前に読みたかった。私は完璧主義者ではないと思う。が、子どもの頃から、教師や友人から、真面目だとは言われてきた。鬱病になり、肉親の死もあり、他の持病もあり、現在は、何事にも無気力になっている。そんな、無気力で生産性のない毎日を送っていることに、罪悪感をいだき、(これではダメだ。こんな自分ではダメだ)と自己嫌悪に陥っていた。が、そんな時期があっても良いのかもしれない。今を充電期と捉えれば、今日できなかったことを、もし明日できれば、私はマシになっているのだろう。
2020/10/06
bianca
真面目な性格が災いして、不要な疲れを感じている人に向けての本。本文にはタイトル通りの内容が、何度となく繰り返される。これくらい言わないと、真面目過ぎる人は気付かないらしい。私はもういいよ…と思っちゃったので、もしかしたら割といい加減な人間なのかも(良い意味で)。歳を重ねるにつれ、徐々に力も抜け「こんなもんかな」とか「これなら少しマシだな」と思えるようになっていたと気付いた。だから読まなくても良かったかもしれない。
2018/01/14
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