ロザムンドおばさんのお茶の時間
ロザムンドおばさんのお茶の時間 / 感想・レビュー
ほう
大好きなロザムンド・ピルチャーの短編集。穏やかでほっとするような物語が続く。どれも良いのだけれど、「父のいない午後」が良かった。今ひとつ壁があるような義理の母ステファニーとエミリーの関係。その母の出産を巡る一連の流れを機に、本当の家族になったと言う実感を二人が得る展開に温かい心持ちになった。
2022/03/04
miaou_u
ここのところ、ほんとうの幸せとは、と良く考える。一度きりの人生、このままでいいんだろうか、と。イギリスの美しい風景に溶け込む、本書に登場する年齢も性別も様々な登場人物たちに、こんな生き方もあるよ、こんな考え方もあるよ、もっと力を抜いて生きていいよ、そんなことを優しく教わっているような気持ちで、お茶の時間を読んでいた。
2023/08/05
shikinokeyaki
少女小説っぽい短編集。「父のいない午後」が一番好きかな。
2024/01/28
じみ
赤毛のアンを思い出しました。 なんとも穏やかで丁寧な暮らしでしょう。
2023/09/18
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