暁の円卓 3
暁の円卓 3 / 感想・レビュー
空箱零士
★★★☆ ネグロマヌス撃破、しかしレベッカのお腹の子が犠牲に。うーん……全体的に牛歩な上に後手後手感が否めず犠牲も成果に見合わぬくらいにボロボロ出てしまっている。チート能力に助けられはいるものの、言動がやや前のめりに過ぎるし、詰めの甘さや要領の悪さが随所に見られて、なんともすっとろい印象を受けてしまう。いくらなんでも、ああも青臭い「真実」を居丈高に掲げて、バチカンの枢機卿と教皇を悪しき様に罵ったのは印象悪い。「暁の円卓」さえ滅ぼせば、人類が「真実」に目覚めると思ってるんすかね、と皮肉を言いたくなってくる。
2018/12/29
kei
☆☆☆☆☆
2011/10/14
ちょん
本書は『暁の円卓』第四之書「暗黒の歳月」の前編にあたります。本書では1930年代がクローズアップされ、この期間にデービッドとレベッカが移動した距離には当時としておどろくべきものがあります。トーキョー、ニューヨーク、ワシントン、パリ、ミラノ、ローマ、ハイデルベルク。20世紀もこの時期になると、交通手段の発達によって、いよいよ世界の距離が縮まってきました。本書での交通手段はそれでもまだ船、鉄道、自動車ですが、やがてここに空の乗り物が加わります。飛行船から飛行機、そして飛行機はプロペラ機からジェット機へ。そうし
2008/01/01
psy
時代は戦間期へ。緊迫した社会。秘密結社の動きのセイだったのか・・・次巻も楽しみです。
2010/08/19
ymg
第3作)ネグロマヌスをやっつけたが・・・どうする?
2009/06/12
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