暁の円卓 4
暁の円卓 4 / 感想・レビュー
空箱零士
★★★☆ じわじわとドイツがナチスに染め上げられていく様が克明に描かれており、それに合わせてデービッドたちが追い詰められていく様はなかなか緊張感があり、その辺りは純粋に楽しめた。しかしそれは、引き続きデービッドたちが後手に回ってしまったことを意味する。協力者たちを次々と失い、とうとう妻まで奪われたデービッド。イアソンの涙を調査したり、情報網を張り巡らせたりと、手は回しているがどうしても攻勢に転じきれない。やはり「為す術なく『時代』に流されてる」感が強くなってしまうのは、作品構造上どうしようもないのか……。
2018/12/31
ymg
第4作)まさか、まさかのナチス!そして第2次世界大戦へ
2009/06/18
葉由
レベッカ、まさかそんな!?どうか無事で……。ちょっと登場人物の入れ替わりが多くて混乱しそう、一旦整理しないと。
2014/02/18
kei
☆☆☆☆
2011/10/25
ちょん
本書は『暁の円卓』第四之書「暗黒の歳月」の後編にあたります。第四之書の前編では、デービッドはニッポンからアメリカ、ヨーロッパへとめまぐるしく飛び回りましたが、本書では1930年から1939年にいたる約九年間をドイツで過ごすことになります。物語の後半ではドイツ各地を放浪しますが、重要なのは前半でじっくり腰を落ち着けるドイツの首都ベルリンでしょう。 みなさんは、ベルリンのことをどのくらいご存じでしょうか? 1961年から1989年まで東西ドイツ分断の象徴であった「ベルリンの壁」はあまりにも有名でしょう。この
2008/01/01
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