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銀の感覚 下

銀の感覚 下

銀の感覚 下

作家
ラルフ・イーザウ
Ralf Isau
酒寄進一
出版社
長崎出版
発売日
2008-07-01
ISBN
9784860952655
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銀の感覚 下 / 感想・レビュー

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珂音

サラーフ、凄い。南米の密林奥深くに生きてたこの男、僅かな間に英語をマスターし、文明社会にもなじんでしまった。この本、ロマンス成分は濃いものの、それはハリウッド映画における「どんな映画にもとりあえずロマンスは入れとけ」程度の扱いで、基本はSFの入ったアクションアドベンチャーです。主人公のジェリーにもっと感情移入できれば良かったんですが、この人にどうにもなじめず。主人公が嫌いな割りに一気読みできてしまったのはサラーフとストーリーが良かったからですね。

2010/08/23

アヤネ

逃亡―迫りくるマインドコントロール、半世紀にわたる陰謀「銀の民」は地平線の彼方へ発つ。問題は何が見えるかではない。見る目をもっているかどうかだ(Amazonより)。。。この「見る目・・」のフレーズいいなぁ。西欧・米を背景に、現在と過去が語られ、古代遺跡なども登場してきて(多少こじつけ感はあるが)、盛り沢山なお話で面白かった。他作品も読んでみようかなぁ。ファンタジー「映像の世紀」と言われている長編「暁の円卓」がちょっと気になる。

2016/05/04

かねかね

いやぁ、広げた風呂敷をよく畳めたなぁといった感じでした(^^ゞ さすがイザーウと言うべきでしょう。これを読んだら「ネシャン・サーガ」を読み返したくなった。

2012/07/03

ワッピー

軍需産業関係者が狙っていたのは、実は・・というややありきたりなどんでん返しとか、人に影響を及ぼすことがどこまでいいのかという、線引きのあいまいさ、「君が私のそばで萎れていくのに耐えられない」という不発に終わった伏線はありますが、楽しみました。 主人公が幼少時のトラウマを抜け出し、人を受け入れ、愛するという回復を主テーマにしていますが、感情移入するにはキャラクターが強すぎて銀の感覚が(ワッピーには)届かなかったかも。

2011/10/10

markuna

アメリカの過去と現在、そして、伝説の古代文明とのつながり。 長編ですが、一気によめる。

2019/06/10

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