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ジュゼッペとマリア 上

ジュゼッペとマリア 上

ジュゼッペとマリア 上

作家
クルト・ヘルト
山田 博之
Kurt Held
酒寄進一
出版社
長崎出版
発売日
2009-09-28
ISBN
9784860953492
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ジュゼッペとマリア 上 / 感想・レビュー

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norinori

第二次大戦末期のイタリア、両親を亡くしたジュゼッペが、母を亡くし記憶を失った少女マリアと出会い、マリアの父を探すために戦火の中ローマへと向かう。その途中、孤児たちが集まって暮らす「子どもの町」に辿り着くまでを描いた上巻。辛く悲しい状況でも子供たちがたくましく、世界名作劇場の原作になりそうだな、と思いつつ、でもマリアの性格は名作劇場向きじゃないな…と思ったり。我儘というか、欲望に忠実というか…。ストイックになりがちなジュゼッペには、これくらい我が強い子が側にいた方がいいのかもしれないけれど。

2013/02/27

にま

1943年、空爆で両親を亡くしてしまった少年、ジュゼッペ。ナポリに住む親戚を訪ねて旅をします。そして、親戚の家で同じく孤児となった少女、マリアと出会います。いろいろな人との出会いと別れ、人生を描いています。放浪の果てにふたりがたどり着いた<子どもの町>を舞台に下巻が始まります。

2010/01/01

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