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こどもたちへ 夜回り先生からのメッセージ

こどもたちへ 夜回り先生からのメッセージ

こどもたちへ 夜回り先生からのメッセージ

作家
水谷修
出版社
サンクチュアリ出版
発売日
2005-08-24
ISBN
9784861130069
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こどもたちへ 夜回り先生からのメッセージ / 感想・レビュー

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やすらぎ

こどもたちへ。…生まれたくて生まれる人はいません。死にたいと思って生まれる人もいません。楽しみたい、笑いたい、仲良くなりたい、安心したい、誰もが望んでいることです。…憎しみには憎しみが、優しさには優しさが返ってくるものです。人から必要とされているということを実感するほど救われることはありません。辛いときは声をあげてください。困った顔をして泣いてください。心に抱え込みすぎることだけはやめてください。お願いです。誰かが必ず抱きしめてくれます。だからこの本を残します。言葉では伝えきれない想いはまだ沢山あります。

2021/11/09

サク

現代社会は、攻撃的な側面をもっていて、精神的に追い込まれてしまう場面が多い。父親は上司に怒鳴られ、母親は、父親に怒鳴られる。そして、母親は、子供を怒鳴りつける。子供はイライラしながら自分を責め始める。『自分の何がいけなかったのか』苦しむ。いじめを考える絵本『おおきなあな』が浮かぶ。沢山の人が言葉という暴力で出来た死の宣告という『あな』に落ちている。言葉は、心を深く傷つけ、死に至らしめる。言葉によって出来たもう一人の自分が精神を破壊する。その死の『あな』を埋めるのは、彼らを認めてあげる寄り添える人間の存在。

2015/04/14

あかは

再読。ひとつ、ひとつ、大切に読みました。とにかく動き出さなきゃ。

2014/03/06

あかは

自分の環境、感情、立場が変わるだけで、こんなにも心に響く言葉が変わるものだろうか。 笑顔でいよう、優しくあろう。でも、それは無理やりではなく。小さな一歩を積み重ねて歩こう。

2014/01/22

再び読書

水谷先生の鎮魂歌にも取れる。今まで読んだどの本より、メッセージと受け取れる要素が多い。子供の為にどうあるべきか?大人は自己防衛手段を無意識に構築する。それは、救いが無いと耐え切れない自分を、認識しているからだと思う。ただ、苦しみを一緒に受け止めてあげる、これが救いになる。人に思いやり、行動すると自分自身が救われる。「情けは人の為ならず」金字塔の様な魔力に溢れる言葉であり、行動指針と感じる。ぼくも生きた証を自分の子供だけに限らず、関わった人たちが感じてくれる人生を築きたい。少し風呂敷を広げすぎました。

2013/10/24

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