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天顕祭 (New COMICS)

天顕祭 (New COMICS)

天顕祭 (New COMICS)

作家
白井弓子
出版社
サンクチュアリ出版
発売日
2008-07-26
ISBN
9784861139215
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天顕祭 (New COMICS) / 感想・レビュー

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☆よいこ

漫画。本土に空爆が行われ多くの土地が汚染された世界。「フカシ」とよばれる毒物汚染に怯えながら暮らす人々。鳶職をしている少女木島咲(きしまさき)には秘密があった。咲は50年に一度行われる天顕祭の巫女「クシナダ姫」として人身御供になる運命から逃げてきたのだ。しかし巨大な蛇の姿をした「オロチ」は咲を追いかける。神社に連れ戻された咲を見捨てられず、若頭の真中は危険な儀式の中に飛び込む。▽フカシは放射能かな。古代神話と現代の環境汚染をかけた物語。設定が独特で、ちょっと分かりにくい所もあるけど楽しめた。

2018/10/08

ヒロ@いつも心に太陽を!

例の100円古本屋で見つけた一冊。背帯に《上橋菜穂子絶賛!》てあったらファンとしては手にとらざるをえないでしょうよ(-△-*)ヤマタノオロチ伝説をモチーフにしたファンタジーということだが読み出すとなんだこれ・・・予想してた以上にめちゃくちゃ世界観も深くて話が濃いんですけど!!じっくり読まないとこの話の良さはわかりづらいかも。でも続けて読むにはちょっと胸焼けしそうというか、濃すぎる世界。でも面白かったことに間違いはない!文化庁メディア芸術祭マンガ部門で初の同人誌受賞ってのは納得☆

2011/03/13

exsoy

人工の地下遺構なので必ず限りはあるのに、根の国まで続いてそうな雰囲気を感じさられるって凄いなぁ、と。

2011/01/10

浅葱@

マンガフリークな人が知らなかったと言うので貸す約束をして再再読。粗削りな印象は否めませんが、世界の設定と画が好きで本棚に入れておく漫画です。ジャケ買いは間違ってなかったと今でも思うくらいに好きな作品です。震災の前に読んでいましたが、再読してみると福島の現状や広島、長崎がかぶり身近になっているのが苦い。シンクロする世界と真っ直ぐな想いに引き込まれてました。

2015/04/26

Lily ※amazon不買運動中

原発事故前に描かれたようだが、事故が起ってしまった日本の「遠い未来」を想像する時、こんな視点もあるなと感嘆。「昔の戦争による毒汚染」からかなりの時間が経っているのになお汚染に苦しめられる日本という舞台設定で物語が進行。「汚染した日本」と「それを鎮めるための神事」の関係を日本の「スサノオとヤマタノオロチ」神話をモチーフにして描いている。神事の政治的?機能もチラリと描かれているのでファンタジー過ぎないのもいい。残念ながらストーリーテリングがすごく上手いとはいえないが、物語自体は抜群に面白い

2014/11/24

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